令和4年度の協会けんぽの保険料率の決定

1.令和4年度の協会けんぽの保険料率の決定について

令和4年2月2日に、令和4年度の協会けんぽ(全国健康保険協会)の健康保険料率及び介護保険料率が公表されました。
今回決定された保険料率は令和4年3月分からの適用となります。
全国平均は10%が維持されており、47都道府県において保険料率が変更されています。

2.神奈川県と東京都の健康保険料率

令和3年度 令和4年度 変化分
神奈川県 9.99% 9.85% ▲0.14%
東京都 9.84% 9.81% ▲0.03%

保険税率引き下げ 神奈川支部は、令和2年度のコロナ禍による加入者の受診控えによる加入者一人当たり医療費の減少率が全国平均以上であったことが主因として0.14%の引き下げとなりました。

東京支部の1人当たりの医療費は全支部平均と比べて抑えられており、令和2年度の支部収支差がプラスであることなどから、昨年度に引き続き0.03%の引き下げとなりました。

3.介護保険料率

令和3年度 令和4年度 変化分
介護保険料率 1.80% 1.64% ▲0.16%

介護保険料率については、単年度で収支が均衡するよう、介護納付金の額を総報酬額で除したものを基準として保険者が定めると健康保険法で定められており、令和4年度は、令和3年度末に見込まれる227億円の剰余分も含めて、単年度で収支が均衡するように、1.64%に引き下げとなりました。

4.まとめ

今回決定された保険料率は、令和4年3月分からの適用となりますので、変更を忘れないようご注意ください。
詳しくは協会けんぽ(全国健康保険協会)のホームページをご確認ください。

“令和4年度の保険料率の決定について”.全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r4/220202/

 

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